腫瘍がみつかった話

hibi

こんにちは。GRACIA DOGGOです。
突然のことで私自身、まだ受け止めることがなかなかできていないのですが
愛犬のあんずの左内腿に肥満細胞種が見つかりました。
悪性の腫瘍です。

診察〜手術までの流れ

5月末の診察時に、見つかった肥満細胞種の他に気になる箇所が2つあったんです。
念のため細胞を顕微鏡で調べてもらうと2つは良性だと言われました。
場所は左太腿と右内腿です。

ただ、私はずっと引っ掛かっていました。
左太腿の細胞を検出するとき、先生は違う場所に針を刺していた気がしたのです。

6月、手術当日。思い切って言いました。
直前の診察で、「もう1度ここ(左太もも)を調べてほしい」とお願いし、
先生も気になる場所は全部取りましょうと言ってくれました。

フレブルは全身麻酔のリスクが怖いです。
麻酔から目が覚めた時に私たち夫婦がいないことで、あんずがパニックにならないかも不安でした。

手術は1時間くらいで終わり、麻酔から目が覚めるまでの間は車で待機。
目が覚めたら連絡がくるようになってました。
13:15に手術可能か判断するために診察。1時間後、あんずを預けました。

16:30、病院から連絡があり迎えにいくと、呼吸が苦しそうなあんずがいました。
全身麻酔をするときは管を通すことになります。
気道が細い短鼻種は炎症を起こして呼吸がしずらくなる=苦しい。
暑い時のガハガハに少し似た状態でした。
診察時に、そのリスクの説明はあったけれど・・・
帰宅途中に容態急変したらどうしよう・・
あんずは、怖がりな性格なので吠えたのかもしれないけど
とにかく早く安心させたい、楽にしてあげたかったです。
(苦しそうな呼吸は30〜40分でおさまりました。)

検査の結果〜抗がん剤治療について

今回の手術で3箇所の腫瘍とおできっぽいもの、左太もものしこりを全摘出。
全て綺麗に取ってくれ、数人の先生と確認し合ったそうで安心したのを覚えています。
摘出した細胞の検査結果は1週間後でした。

結果から言うと、右内腿は良性。
左太腿は悪性、皮下細胞腫でした。左足に2つの腫瘍があったことになります。

グレードは3段階あるそうで、ほとんどがグレード2だそうです。
あんずもグレード2でした。
2の中でも、良い方、悪い方と分かれていて、あんずは良い方だと言われました。
「なので我々は低グレード2と呼んでいます」と先生。

内腿と太腿、どちらも左足だったので、ぐる〜と回っったのか?転移の可能性も考えられると。
もしかすると体のどこかに転移しているかもしれないので
抗がん剤治療をした方がいいと言われました。
「あんずにとってそれが最善なんですね?」と確認し、先生は「はい」と。

治療法としては抗がん剤の注射と投薬と2種類。
注射は定期的に通い、副作用もきつい。
飲み薬は負担がゆるやか。

私「抗がん剤を使った治療が人間と同じなんですね?」
先生「そうです。人間の抗がん剤を流用したものを使います」

そらキツいわ・・・。
飲み薬は負担が少ないけれどずっと飲み続けなければなりません。
例えば3年間飲み続けて再発しなければ、はじめて一旦やめましょうか?となるらしいです。
あんずはもうすぐ12歳。
負担が少ない飲み薬を選びました。
(投薬を選ばれる飼い主さんが多いそうです)

抗がん剤の投薬開始

抗がん剤の投薬は2日置き。1週間分の薬をもらい明日最後の投薬です。
あんずは、今のところ元気で食欲もあるし今までと全く変わりません。
ご飯は完食、おかわりを欲しそうにする、おやつも欲しがる。
イタズラもする。
ただ、体の中は負担がかかってると思う。

6月末に血液検査をし、結果次第で最終的な治療法を決める流れになると思います。
この癌は切除しか方法がないそうです。
再発すれば、また手術と言われました。

👩「再発ってどうすれば分かりますかか?」
👨‍⚕️「それはもう・・もう見た目です」

まじですか・・。
何回も手術は負担になってしまうし、あの苦しそうな呼吸やリスクを考えると、とても怖いです。
かと言って放置することも違うと思うし何が正解なのかわからない。
手術に送り出して無事に帰って来れる?という不安もある。

とりあえず、気になることは全部質問しました。
今後何か気をつけた方がいいこと、こうすればいいことはありますか?の質問には
👨‍⚕️「熱中症に気をつけてください」
フレブルに熱中症対策は当たり前なことなので、それはうん、知ってる。な気持ちでした。

普段通りにワンちゃんらしい生活を送ってください。
散歩も連れて行ってくださいと。
何か質問、相談があれば電話してもいいですか?と聞くと、
それはぜひと言ってくれたので、ちょっと安心しました・・・。

思うこと

今回、手術当時に私が引っ掛かっていた左太腿のことを言って本当に良かったです。
言わなかったら悪性の腫瘍を残したままでした。
そうなると手術した意味!?ってなるし
がん細胞がさらに広まる未来しかなかったです。

長くなったので、今回はここらへんで。
誰かの参考になるかもしれないので、情報は残していきますね。

家族みんな、あんずを最優先にサポートしていくつもりです。

GRACIA DOGGO 

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